「越前ガニ」を極める！　『海香の宿 波華楼』で味わう絶品タグ付き越前蟹コース

冬の贅沢グルメ旅は本場越前で蟹三昧を！

『海香の宿 波華楼』はこんなあなたにお勧めしたい

年末年始など、日本では冬に美味しい蟹を食べる機会が多いですよね。

毛ガニ、ズワイガニ、タラバガニと、蟹の種類もさまざま。
冷凍コーナーにドカドカと並ぶ太っといタラバの足。
魚屋の店頭に並ぶ、おがくずにまみれた体で時折ひげをピクピクさせる毛ガニ。

蟹の種類は様々あれど、冬の味覚の王様とも称されるズワイガニのトップブランド「越前ガニ」。
室町時代の日記にも『越前蟹』の表記があるほどその歴史は古く、傷みやすくて加工できないことから地元でしか食べられなかったために、当時から珍重されたそうです。

今回はその「越前ガニ」を心ゆくまで堪能できる心躍る宿、若狭湾を望む『海香の宿 波華楼（なみはなろう）』をご紹介します！

その前に「越前ガニ」のことを少しだけ…

言わずと知れた、「越前ガニ」も「松葉ガニ」も同じ「ズワイガニ」ですが、何となく水揚げされた地域によって呼び方が異なるんだろうなぁ、くらいしか知りませんでした。

そこで、「タグ付き越前ガニ」の価値を知るために、「ズワイガニ」について少し調べてみました。

知っているようで知らなかった「ズワイガニ」のブランド

「ズワイガニ」は、

• 本ズワイガニ
• 紅ズワイガニ
• 大ズワイガニ

の主に3種類。

少し驚いたのですが、法令で「紅ズワイガニ」と「ズワイガニ（本ズワイガニ）」は明確に分けて表記しなければいけないと決められているそうです。（大手スーパーでも、過去にこの不適正表示で農水省から行政指導を受けた事件も）

そのため、特に価格の安い「紅ズワイガニ」を高い「ズワイガニ」と偽った表記をして販売されていることがあるらしいです。「紅ズワイガニ」は茹でる前から体全体が赤く、「ズワイガニ」は茹でても腹側の面は白いままなので、見た目で判断できます。

ただ、「紅ズワイガニ」の名誉のために一言補足しておくと、この価格差は生息の違いから来る漁獲量、鮮度維持処置等の差が主な理由で、絶対的な優劣とは少々違うようです。「紅ズワイガニ」は生でも食べられる「活き」の状態ではほぼ流通しないそうなので、もしもチャンスがあれば頂いてみたいですね。

ここまではフムフムという感じですが、日本近海で獲れる「本ズワイガニ」がブランド化されると、県や漁港によって呼び名やタグが変わります。よその県や漁港と差別化するためのブランド戦略なのでしょうが、かなりややこしいことがわかりました。

主な「ブランド・ズワイガニ」を調べてみました。

サイズ、重さ、見た目などの基準をクリアした信頼の証として、タグが付いてブランド名を名乗れるようです。

よって、『海香の宿 波華楼』で頂くことができる「タグ付き越前蟹コース」は、「福井県で獲れて、定められた基準をクリアした信頼の証である黄色タグが付けられた、オスの本ズワイガニ」を、蒸し・焼き・生の蟹三昧で贅沢に頂けるということになります。

タグ付きは信頼の証と書きましたが、甲羅の固さ（脱皮直後でない）、大きさと重量のバランス（身入り）や鮮度など、タグが付く基準以上の「美味しさに直結する要素」までは明確な基準がないそうで…。
そのタグが付いたものの中から本当においしい「越前ガニ」を選ぶには、最後の所でやはり料理人の「目利き」が重要になるのでしょうね。

「産地で頂くと何でも新鮮で美味しい」なんてレベルじゃない！

『海香の宿 波華楼』で頂く「タグ付き越前蟹コース」は、正に仕入れのルート、目利き、料理人の腕の3つが揃うことで生まれた、最高の地産地消料理のひとつであることに違いありません。

『越前ガニ』の真髄を堪能！

私アオも北海道から生きたままの毛ガニを取り寄せてお造りにし、ハルと一緒に美味しく頂いたことがあります。
蟹味噌までしっかり堪能しましたが、磯臭いというか蟹独特の生臭さがどこかに残ってしまうのがいまいち。十分に美味しいけれど、「生きたままを捌くから新鮮で美味」とは言い切れないことを実感します。

贅沢して蟹専門店まで出かければ、旬の蟹を生かした料理を頂くことができます。量は少なめでお高いですが…。

今までの人生で得た、食に関する教訓的なものがひとつあります。それは、

「ある食材が嫌いだとしたら、それは本当の美味しさを知らないから」

蟹臭いなんてなんのその、お酢好きのアオにとっては三杯酢で頂く毛ガニなんかもう最高なんですが、独特の風味を持つ蟹ミソは、どこかで珍味の珍味たる所以が鼻に残るというか…。

「冬の味覚の王様」である偉大な「蟹様」（イントネーションは神様と同じ風に呼ぶ…）には、海の香りを纏うもっと底知れない奥深さがあるのではないか…。

そこでふと思いました。

「本当に美味しい蟹を、私は知らないのかもしれない…。」

心のどこかでここまでだと感じていた限界のようなものを、妻のハルが『一休.com』で見つけてくれたこの『海香の宿 波華楼』がものの見事に超えて、その先の世界を教えてくれたんです。

『海香の宿 波華楼』の「タグ付き越前蟹コース」とは

私たちアオとハルは、『海香の宿 波華楼』に2度宿泊しました。

目的はただ一つ。最高の「越前蟹」を堪能したい！

なので、2度ともに迷うことなく「タグ付き越前蟹コース」を頂ける時期に宿泊。

『海香の宿 波華楼』公式サイトではこんな感じで紹介されています。

タグ付き越前蟹コース(600g～1kg)
ぜひとも味わっていただきたい、福井が誇るタグ付き越前蟹。新鮮なぷりぷりの身を刺身でも、少し過熱して甘みの増したしゃぶしゃぶでも美味。思わず微笑んでしまうような美味しさです。
蒸し・焼き・生と、蟹三昧で贅沢にどうぞ。サイズをお選びいただき、生蟹をお一人様一杯、蒸し蟹をお一部屋につき一杯ご用意いたします。

献立一例
蟹刺し / 蒸し蟹 / 焼蟹 / 甲羅焼き / 蟹鍋 / 蟹しゃぶ / 雑炊 / デザート

引用元：『海香の宿 波華楼』公式：料理

とにかく、ここ『海香の宿 波華楼』の越前蟹三昧の味を知ってしまってからは、これ以上に鮮度を生かしたズワイガニ料理は無いと自分は確信しているので、それ以来、よそでズワイガニを食べようという気が起きません。

献立一例にあるように、奇をてらうことのない蟹三昧の定番料理がそろい踏みで味わえる贅沢なコースです。

「越前ガニ」が元来持つ美味しさを知っているからこその味付けと、同じ地で育まれた相性抜群の地酒が、「冬の味覚の王様」の真髄をこれでもかと教えてくれます。

心温まるスーパー民宿

「スーパー民宿」という表現は適切ではないかもしれません。

家族で切り盛りする、温かいおもてなしを感じる民宿風の経営スタイルのまま、こだわりの調度品と共に美しくリノベーションされた館内で、地元の食材を生かし趣向を凝らした料理が堪能できる。

『海香の宿 波華楼』は、民宿を超えた「スーパー民宿」という印象の宿です。

『一休.com』に投稿されているクチコミを読んでいただければわかると思いますが、料理に対する高い評価と共に、温かいもてなしを取り上げた方々が多くいらっしゃいます。

一方、ネガティブなポイントを挙げるとすれば、「急で狭い階段は年配の方にはちょっと厳しいかもしれないな」とか、「冬の海が荒れるとなかなかの迫力で、慣れない人は驚くかも」など、いくつか思い浮かびます。
ですが、それらを補って余りあるほどの魅力がある。

帰宅することなど気にせず、地元で育まれた地酒と共に冬の味覚の王様『越前ガニ』を、至高の調理と温かいもてなしで思い切り堪能したい。

その想いをかなえてくれる心躍る宿として、『海香の宿 波華楼』を自信をもってお勧めします。

『海香の宿 波華楼』を予約する方法は？

公式サイトの献立一例にも書かれているように、蟹刺し、蒸し蟹、焼蟹、甲羅焼き、蟹鍋、蟹しゃぶ、蟹雑炊と、これでもかと言わんばかりの蟹三昧コースは、ここでしか食べられない正真正銘の『越前ガニ』の実力を味わえます。

蟹のサイズや数を変更できたので、私たちアオとハルは2人で700gサイズ3杯を使用するプランを選びました。〆の蟹雑炊まで完食必至でもう腹パン！

『越前ガニ』の漁は毎年11月6日から3月20日の期間と決まっているそうで、この記事を書いている6月現在、残念ながらこの夕食プランはありません。毎年この時期を迎えれば『タグ付き越前蟹コース』が登場すると思います。
ただ、冬の北陸は天候が不安定なので、道路事情には十分気を付ける必要があります。（無料の送迎もあるようなので、必要に応じてご相談ください。）
天気さえ良ければ、春先には芳しく愛らしい福井梅の花を道中のそこかしこで楽しむことができますよ。

まずは公式サイトのプランを見よう！

『海香の宿 波華楼』で堪能できるのは、もちろん蟹だけではありません。
旬の地元食材を生かした、その時期だけの特別プランが通年企画されています。

まずは 『海香の宿 波華楼』公式：宿泊予約 で、最新の宿泊プラン情報を確認しましょう。

左側のカラム下部にある「全プランを表示する」ボタンを押すと、サイトを閲覧している時点で企画されているすべてのプランを確認できます。
旅程を組もうと考えている時期と照らし合わせて、各プラン名の下に記載されている「プラン販売期間」をチェック。その期間に旬を迎える食材を使ったプランは基本的に1つだけですが、例えば5月末の時点で少し先の9月からスタートするプランも、公式サイトならいち早くチェックできます。

嬉しいポイントが貯まる『一休.com』なら、若狭・敦賀エリアの宿として紹介されている以下のリンクからご確認いただくと便利です。
タイミングが良ければ、タイムセールに当たることもありますよ！

『一休.com』公式　『海香の宿 波華楼』予約ページ

『一休.com』でタイムセールをチェック！

『一休.com』では、定期的にお得なタイムセールが開催されています。主なセールとその開催時期・条件を簡潔にまとめまてみました。

セール名	開催時期	条件
人気の宿ポイント10倍セール	毎月1日・9日・19日	オンラインカード決済限定
24時間限定セール	毎月1日・9日・19日	施設・プランにより異なる
GoGoセール	毎月5と0のつく日（5日・10日・15日・20日・25日・30日）	36時間限定開催
一休タイムセール	毎月開催	施設・プランにより異なる
プレミアムタイムセール	毎月開催	施設・プランにより異なる
ポイント倍増キャンペーン	毎月開催	ポイント10%以上還元
スペシャルタイムセール	不定期開催	割引率30%以上
新春初売りセール	新年の中旬から下旬	施設・プランにより異なる
沖縄タイムセール	不定期開催	割引率15%以上
ウルトラ7days	宿泊施設ごとに7日間限定	施設・プランにより異なる

各セールの詳細や最新情報は、『一休.com』 で確認できます。お得な宿泊プランを見つけるために、定期的にチェックするのがおすすめです！

絶景とロマンも　 『天空のテラス』と『年縞博物館』がすばらしい！！

『海香の宿 波華楼』のある若狭・敦賀エリアには、自然や文化を楽しめる場所がたくさんあります。

私たちアオとハルがロードトリップのスポットに選んだのがこちら。

三方五湖とは、福井県美浜町と若狭町にまたがる「三方湖（みかたこ）」、「水月湖（すいげつこ）」、「菅湖（すがこ）」、「久々子湖（くぐしこ）」、「日向湖（ひるがこ）」の5つの湖のこと。
淡水や汽水、5.8mから7kmの水深とそれぞれに異なっていることから、湖面の青色の発色が違って見えるそう。

5つの湖を望む「三方五湖レインボーライン」

全長≒11.2kmの「三方五湖レインボーライン」は、これら5つの湖を望む絶景を縫うように走ります。

途中のレインボーライン山頂公園駐車場に車を停めて、リフトかケーブルカーのどちらかを選んで乗ること約2分。終点の梅丈岳（ばいじょうだけ）山頂に「レインボーライン山頂公園」があります。

地形を生かした広い公園には、大きなソファや足湯が気持ち良い天空のテラスも。それぞれ5つの方向に面した『五湖テラス』、『若狭テラス』、『中央テラス』、『美浜テラス』、『茶屋テラス』から構成され、三方五湖、若狭湾を望む雄大な景色を楽しむことができます。

山頂周辺の尾根を生かして作られた天空のテラスから見る360°の景観は圧巻で、これほど気軽にすばらしい絶景を楽しめるところはなかなかないと思います。

（今回ご紹介した『海香の宿 波華楼』はバリアフリーではありませんので、必要に応じて別途お問い合わせください。）

水月湖の年縞は地球の年輪だ！

「年縞（ねんこう）」という言葉。
恥ずかしながら、この年縞博物館を訪れるまでは全く知りませんでした。

年縞とは
「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、１年に１層形成されます。縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することでできるものです。

引用元：年縞博物館 公式：年縞について

「年縞」とは、静かな湖底に堆積してできた「地層」で、針葉樹の丸太の断面に見られる「年輪」に相当するようなもの。
ということは、正しく「地球の年輪」！

未知の出土品がいつの時代のものかを知る手段の一つが「放射性炭素年代測定法」です。
生物の体に含まれ、時間の経過とともに一定のペースで量が減少する「放射性炭素」の残量を測定し、年代を逆算する手法です。しかし、この放射性炭素年代測定法では時代によって数百年から数千年のズレがあるのが悩みでした。

・・・中略・・・

このズレを修正するためには、「年代ごとの正確な放射性炭素の量」がきっちりと整った「ものさし」が必要です。この「ものさし」となるのが年縞なのです。

引用元：年縞博物館 公式：年縞について

そして、その「ものさし」となる「年縞」とこの地の関係はと言うと

奇跡の湖「水月湖」
名勝「三方五湖」のひとつ「水月湖」は、年縞が形成される環境として「奇跡」と言われるほど理想的な湖です。その理由は、①直接流れ込む河川がない ②湖底に生物が生息していない ③時間が経過しても埋まらないためです。

水月湖では湖底がかき乱されることがなく、美しい縞模様が形成されます（①②）。また、断層活動のため湖が埋まることなく、水月湖では７万年もの間年縞を形成し続けており（③）、これほど長い間連続している年縞は、世界でも他に例がありません。

引用元：年縞博物館 公式：年縞について

2013年に水月湖の年縞が約５万年前までの年代を特定する「世界標準のものさし」である IntCal13 の中心部分に採用されたそうです。
地球は7万年の時を経て、今も水月湖の湖底で年輪を重ねているんですね。

世界一を誇る7万年分45mの水月湖年縞。一見の価値ありです！

心躍る宿との出会いを

旬の日本海の幸を大切な人と思い切り堪能したい！

次の記念日には北陸まで足を延ばして、『海香の宿 波華楼』で過ごすサプライズ＆グルメ旅行なんていかがですか？

『海香の宿 波華楼』は、小学生以下の受け入れがなく、1室2～3名の部屋が全6室だけと、「静寂に寄り添う大人の隠れ宿」というキャッチコピーがぴったり。
部屋の大きさによって最大3名までの宿泊が可能となっていますが、1名での予約は入れられないようです。

我が家では、「越前ガニ」を食べたくなったら『海香の宿 波華楼』へ。

やっぱり日本はすばらしい！！