まだまだ青春60キップの旅レビューでは、「ネタバレ」を抑えています。それは…
旅の醍醐味は、すてきな出会いや新しい体験。そう、日常を離れたワクワクが私たちを待っているのです。
旅行好きのあなたに、野暮なネタバレを控えて日常を忘れる感動の旅をご紹介します。
日本ワインと和食のマリアージュを堪能 笛吹川温泉 『坐忘』
笛吹川温泉「坐忘」はこんなあなたにお勧めしたい
甲州笛吹川のほとり、小高い丘に続く斜面の雑木林を背にした閑寂な空間に『坐忘』はあります。
静坐し
現世の世界を離れ
雑念を忘れる
山・湯・時のごちそうで 和のマリアージュを
引用元:山梨 笛吹川温泉 坐忘
都会の喧騒を離れ、四季の装い豊かで閑静な山里の宿
それぞれに趣が異なる和名を冠した全20室。日常をアクティブに活動しているあなたには、ゆっくりと流れる時の中で心と体を癒す絶好の場所です。
- やわらかい湯あたりで美肌効果の高い温泉を堪能したい
- ワイナリーツアーを軸に、山里の旬の恵みと素朴な景観に浸りたい
高アルカリ性でありながら、肌当たりの優しい特異な泉質を持つ笛吹川温泉
日本最古の歴史を持つ『まるき葡萄酒』のワイナリーツアーと試飲会
鎌倉時代の神社仏閣を多く残し、フルーツ王国でもある甲州
当然お酒を飲むことになるワイナリーでの試飲会は、はっきり言って宿とセットで予定を立てないと堪能するのは難しいです。
季節に応じて、フルーツの花で埋め尽くされる山里の風景に包まれるのも、甘美な果実をほおばるのも、この地だからこそできる楽しみ方です。
日本ワイン、四季折々のフルーツ、古の歴史など
ただ閑静なだけじゃない甲州を存分に楽しむ拠点として、笛吹川温泉『坐忘』をご紹介します。
とにかくお湯がきもちいい!
日本庭園を眺めながらの野趣あふれる露天風呂と、坐忘名物の先人が掘り出した「洞窟風呂」。
大きな窓から差し込む陽が明るい、開放感抜群の大浴場、それぞれに趣の違う露天風呂付き客室。
全て源泉かけ流し。高アルカリ性の源泉は美肌に効能があり、ほのかな硫黄の香りが心身を癒してくれます。
引用元:引用元:山梨 笛吹川温泉 坐忘
とにかくお湯が気持ち良かったの。
なんとなく肌がつるんと一皮むけた様な感覚があるから、食事の合間に何度も入っちゃった。
やっぱり俺は「源泉かけ流し」の響きにそそられるなぁ。
お湯をすくって鼻先に持ってくると、うっすらと匂うところもなんか良いよね。
まずは、類まれな笛吹川温泉についてご紹介しましょう。
座坊の泉質とは
坐忘のお湯
平成元年「笛吹川温泉」と命名した、本天然温泉は、湧出口温度43.4度の高温泉、湧出量日量650トン、自然のまま利用できる理想的な温泉です。笛吹川温泉は、水素イオン濃度(pH)9.5という極めて高いアルカリ性の値を有しながら、成分的には、きつくなく、マイルドな世界的にも極めてユニークな高アルカリ性温泉(田中式温泉液性分類:1984・田中収)であります。39~40度くらいの温泉にゆったり長めに入浴することにより、カリウム・ナトリウム・カルシウムなど陽イオンが弱酸性の皮膚に作用・吸収されることで、温泉効果をより高めることが期待されるという特性を有しています。
引用元:引用元:山梨 笛吹川温泉 坐忘
この記事を書きながら座坊の泉質が表す意味について調べてみました。
アルカリ性温泉はpH値が高いほど肌の角質をとる効果が高く、古い角質層の新陳代謝を促進、くすみの解消につながるそうです。
美肌効果の高い温泉と言われる所以ですね。
低張性とは、浸透圧の分類を表します。
体液よりも濃度が低いため、体内の水分を奪う効果が薄く、脱水症状になりにくいそうです。
泉温は43.4度。
湯船に到達するまでにはいくらか温度が下がるでしょうから、ちょうど良いくらいなのでしょうか。
湯温を調整する方法には、水を混ぜる、加温する、などの方法があります。
水を混ぜることが必ずしも湯質を低下させるわけではないけれど、pHや含まれる成分が変化することによって効能が変わってしまうことがあるそうです。
坐忘ではどのように温度を調整しているのかわかりませんが、他の温泉では泉質が変わらないように鉱泉を使用しているところもありました。
自然の恵みを活用する温泉一つ取ってみても、色々と奥深いものですね。
坐忘の湯 効能
適応症
- 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、
- うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、
- 疲労回復、健康増進
禁忌症
- 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、
- 重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、
- その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに初期と末期)
『坐忘』の温泉は高アルカリ性による効能が結構強いようなので、特に禁忌症として書かれている症状をお持ちの方はお気を付け下さい。
坐忘の茶料理 <夕食>
坐忘のご夕食
茶料理とは、茶事でもてなす料理(懐石)のことを言います。茶事では、主人(主催者)が心許せるお客様を自らの手料理、茶器、その設えを持ってもてなしが行われます。
茶料理懐石まる喜では、その心をそのままに、素材の持つ本来の美味しさと主人自らが提供する茶料理をお楽しみいただければ幸いです。
引用元:引用元:山梨 笛吹川温泉 坐忘
海沿いの宿の場合、
まだピクピクと動きそうな新鮮なお刺身、海老や蟹、鮑を目の前にドン!
なんて派手な見栄えの料理も定番ですよね。
海のない甲州では、桃や葡萄などの果物はもちろん、山の幸が豊富な山里ならではの懐石料理を期待していました。
宿泊当日の「懐石 まる喜」の夕食は、ありがちな派手な演出はなく、素材本来の美味しさを引き出すシンプルな直球勝負の中に、想像力豊かで粋な料理長の心遣いが感じられる素敵な料理でした。
また、メニューに合わせてマルキワインとのマリアージュが楽しめるように、自分の好みを伝えるとワインをセレクトしてくれますよ。
この地に息づく、おもてなしの心を伝えたい。葡萄酒と果物の名産地で知られる甲州市には、山里ならではの食材が数多くございます。それらの郷土を直に親しんでいただくため、「食」と「葡萄酒」、そして素朴さを大切に【山のごちそう】として調絵させていただきました。
主人のいきな手遊びと共に、甲州の郷土をお楽しみください。
引用元:引用元:山梨 笛吹川温泉 坐忘
マルキワイナリー見学ツアー
明治10年から創業146年を誇る日本最古のワイナリー。
ホームページによると、今では日本ワインの銘品種となっている「マスカットベリーA」の開発者にもワインの醸造法を指導したとか。
どことなく厳かで凛とした空気に微かにワインの香りが漂う、明るくしゃれたつくりの樽貯蔵庫
少し煤けたような柱と漆喰の壁に仕切られた棚に横たわりながら、「マルキ葡萄酒」の歴史を受け継ぐ一升瓶達が、ただひたすらに成熟の時を待っているようです
好きこそもののじょうずなれ
私たちは「造り手が最大限に楽しんでワインを造る」という想いがなければ、人を楽しませる、さらに感動を呼べるワインは生まれてこないと考えています。
そのため、ワイン造りの過程において、細やかなところまで情熱を注ぎ、私たち自身が楽しく、そして満足することを大切にしています。
引用元:引用元:Maruki Winery
笛吹川温泉 『坐忘』を予約する方法は?
『坐忘』を予約するには、「笛吹川温泉 坐忘 公式サイト」か「一休.com」が便利です。
宿泊日を決めるには公式サイトが超便利!
『坐忘』への宿泊は、宿泊プランからでも良いのですが、やはり希望する日程の空室状況から先に確認する方法が便利です。
そこで使うツールは公式のサイト。
何かと忙しい日々のスケジュールの合間に旅程を組もうと思うと、まずは、おおよそ時間が取れそうな日程で公式サイトの「空室カレンダー」から空室の有無をチェックしましょう。
希望の宿泊予定日をカレンダーからチェック。空室がある▲か〇の日付を押すと、その日に選択可能なプランを見ることができるので、スムーズに予約を進めることができます。
プランを選択したら、「このプランで選択可能なお部屋」のボタンをチェック。興味が湧いたお部屋の「詳細/ご予約」を押すと、宿泊プランの詳細、費用等を確認することができます。
もちろん、ここから日程の再調整や、部屋の変更も可能なので、とてもスムーズに旅行の日程や宿泊内容を決めていくことができます。
わが家は二人とも食いしん坊で新しもの好きなので、宿泊先までの道中にある道の駅によって、その地域ならではの美味しいものを探すことが楽しみのひとつになっています。
地域開催のイベントなども調べながら、少し先の季節の甲州旅行計画を考えてみるのも良いかもしれませんね。
一休.com を使うならダイヤモンド会員を目指そう!
「一休.com」の会員になると、様々な割引などに使えるポイント還元や、会員限定のお得なプログラムを利用することができます。
会員ステージは
REGULAR レギュラー
GOLD ゴールド
PLATINUM プラチナ
DIAMOND ダイヤモンド
引用元:一休.com 会員ステージより
と4段階あり、最高ランクのダイヤモンドになるには、正直なところ結構敷居が高いです。
ですが、ダイヤモンドステージに上がると「ダイヤモンド会員様限定プレミアムサービス」という、ダイヤモンド会員だけに公開、適用されている、ラグジュアリーなホテルサービスの満足度を一層上げてくれる嬉しい特典があります。
『笛吹川温泉 坐忘』への宿泊をご検討されているあなたなら、この「ダイヤモンド会員様限定プレミアムサービス」もきっと気になるはず。
マルキワイナリーの見学ツアーへの参加は宿泊者をバスで送迎してくれるので、ワインの試飲も心配無用。夕食前からほろ酔い気分でスタートして、夕食時の飲み比べ、一品ごとのペアリングへと、ワイン好きにはたまりませんよ。
一休ダイヤモンド会員の特典で、なんと樽仕込みの赤ワイン1本を頂いちゃいました。帰宅してから旅行の思い出話で笑いながら頂くワイン。とても嬉しいお土産になりました!